趣 旨
平成29年地域力強化検討会の最終とりまとめでは、「我が事・丸ごと」の地域づくりを目的で取りまとめられた。具体的には市町村における包括的な支援体制の構築や、地域福祉計画、自治体・国の役割等を明らかにしている。その中で、市町村の包括的な支援体制の構築では、「我が事」の意識の醸成、「丸ごと」受け止める場の整備、包括的な相談支援体制に言及している。そのうえで社会福祉法の改正を経て、「我が事・丸ごと」や「地域共生」が具体的施策の展開へとつながっていった。
しかし、「我が事・丸ごと」や「地域共生」が単に地域住民相互の助け合いや、住民意識の醸成、共に生きる・支え合う共生というのみでは、社会福祉学の学的範疇の議論として取り込むことに違和感や抵抗感を示す者もいるであろう。そうであるならば、「我が事・丸ごと」や「地域共生」、地域共生社会というものをあらためて学的に問う必要性がある。
そこで地域包括ケアにおける「我が事・丸ごと」や「地域共生」について、多文化共生、地域福祉、障害福祉、社会福祉原論の立場から問い直すことが目的である。
日 程
12月10日(土)14:30-18:00
実施方法
ハイフレックス開催
・対面会場:北星学園大学(住所・札幌市厚別区大谷地西2-3-1)
・非対面:テレビオンライン会議(zoom)
申込方法
ご参加ご希望の方は、下記のフォームより事前にお申し込みください。
申し込みフォーム
※締め切り:12月7日(水)
研究発表申込
自由研究発表への申込資格は、日本社会福祉学会の会員ならびに北海道社会福祉学会のB会員であることが要件となります。研究発表への申し込みの方は、下記のフォームより事前にお申し込みください。
申し込みフォーム
※締め切り:12月5日(月)